25.04.2016 | 会社のニュース

暖房にはヒートポンプを使用しており、これを徹底しています。

ヒートポンプ第1号機が稼働を始めたのは、1979年、グリューネン事業所においてです。第1号機と増設した3台のヒートポンプにより、グリューネンとヴァーゼンの2事業所では、年間50,000リットルの燃料油を節約しています。

我が社では、持続可能性が伝統になっているのです。PB Swiss Tools社は、環境や資源を保護するための改善や最適化を深く意識して実践するようにしています。会社所有者の先代マックス・バウマンは、早くも1979年にヒートポンプの第1号機を設置しましたが、当時としては、先駆的な業績でした。その後を追って2013年末には、グリューネン事業所で新たに3基のヒートポンプを導入しましたが、ヴァーゼン事業所においても2015年から2016年にかけての暖房シーズンが始まるのを受けて、 最新鋭のヒートポンプ1基を暖房に使用しています。

 

燃料油使用量

 

排熱によるシナジー効果を活用

ヒートポンプは電気で運転します。PB Swiss Tools社では、そのため機械の排熱をヒートポンプの運転に利用することで、シナジー効果を活用しています。排熱は、冷却水により100立方メートルのサイロ内に導き、ヒートポンプにより冷却します。このとき、暖房に使用する熱が作られるのです。さらに事業所にあるコンプレッサーの排熱も暖房に利用しています。加えて2014年以降は、地元の熱供給複合企業体であるズミスヴァルト・エネルギーAGから、地域熱供給の熱を購入しています。

徹底したエネルギーマネジメント、移動回数の削減

PB Swiss Tools社では、エネルギーの使用量を徹底したエネルギーマネジメントにより最適化し、また、省エネが潜在的に可能な箇があるかを発見するようにしています。また、«継続的改善のプロセス»の一環として、エネルギーの持続可能な取り扱いに資する対策を継続して実践しています。生産の大部分はグリューネン事業所に移し、ヴァーゼン事業所では、最終製品の製造、ロジスティック、教育訓練、PB Swiss Tools製品の魅力的な展示のそれぞれに、より一層のスペースを割いています。こうした状況の下、なかでも製造フローで数々の改善が生まれ、さらに事業所間の移動回数が大幅に減少しました。これは、経済的に好都合であるのみならず、環境を保護することにもなります。

あらゆるレベルでの持続可能性を追及

PB Swiss Tools社では、リーン・マニュファクチャリング(ムダを排する生産方式)を導入し、当社の持続可能な発展への補助の一つとしています。エネルギーの持続可能な取扱いに意識を向けることは、暖房に限定していません。建物の分野で整備や改修を検討する時は、持続可能な解決策を優先しています。特にヴァーゼン事業所とグリューネン事業所間で電気自動車が使用できないかどうかを調査しています。PB Swiss Tools社は、斬新なソリューションに前向きであり、あらゆるレベルで優れた模範を示そうとしています。

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