安全な作業

ご自身および人員皆様の安全のため工具ご使用上の安全規則についてご説明します。以下の点はどんな使用状況においても最優先してください: 必ず最適なツールを選び、その使い方に従ってのみ使用し、警告に従ってください。

安全な作業のためのご注意:

ハンドツール

  • ツールに過大な負荷がかかる可能性がある場合は、必ず適切な保護対策を講じてください(ウエスで鋭い部分を覆う、保護眼鏡や安全手袋を着用するなど)。
  • ご使用にあたっては、毎回、ご使用前に工具が摩耗していないか確認してください。摩耗・損耗した工具は交換すること。
  • ストライキングツールを使用した作業では、保護眼鏡を着用する必要があります。
  • ツールを本来の用途以外で使用しないでください(ドライバーでこじる、引っかく、はつるなど)。本来の用途以外での使用に対しては、いかなる場合でも保証は一切適用されません。
安全な作業のためのご注意:

L型レンチ

  • L型レンチは手で回すように設計されています。ツールに過大な負荷をかけると、弾性変形や塑性変形が生じます。回転角度が30°を超えると、ネジまたはツールが破損する危険性があるので、それ以上回さないでください。30°以上回す必要がある場合は、破損防止のために安全対策を講じてください(手袋の着用、危険部位にウエスを巻きつけるなど)。
  • 過大な負荷をかけて変形した(ねじれ)L型レンチには、微細な亀裂が発生している可能性があります。このような亀裂は、そのまま使い続けるとツールが突然破損する原因となります。変形したまま戻らないツールは、直ちに交換してください。
  • より大きなトルクをかけるためにパイプを使用したり、ハンマーで叩いたりするなどの不適切な使用が確認された場合、保証は一切適用されません。
安全な作業のためのご注意:

ストライキングツール

  • ストライキングツールを使用した作業では、必ず保護眼鏡を着用してください。作業内容に応じて、その他に安全手袋あるいはその他の保護具も必要になることがあります。
  • 引っかかって動かなくなった平行ピンポンチを外す場合、ハンマーでツールの側部を叩かないでください。叩くと破損の危険があります。
  • 超硬チップ付のセンターポンチを叩く場合は、垂直に保持してください。斜めになっていると、先端に過大な負荷がかかり、破損する可能性があります。ツールを不注意に落としてしまった場合にも、同様の危険があります。
  • センターポンチやタガネは、再研磨することが出来ます。再研磨する際は、ツールの温度が200℃を超えないよう注意してください。200℃を超えると、硬度が低下してしまいます。
  • バリのあるハンマーはご使用にならないでください。摩耗した部品(刃、ハンマーの取っ手など)の交換には、正規のスペア部品のみご使用ください。
安全な作業のためのご注意:

VDEおよびエレクトロニクスドライバー

電圧に注意してください。絶縁ドライバーは、IEC 60 900の規格に適合し1,000 VAC/1,500 VDCまでの電圧下の作業に対応する絶縁ツールです。しかし、本製品は通電機器には使用しないでください。

Work according to the Five Safety Rules | DEHN International (dehn-ua.com)

安全な作業のためのご注意:

ESDドライバー

ESDツールは電導性がありますので、通電状態で作業する場合には使用しないでください。ESDツールは黄色いグリップに黒のねじ式キャップが付いているので、通常のPB SWISS TOOLSドライバーと区別することができます。電源には触れないでください。

安全な作業のためのご注意:

VDE差替えグリップ/ブレード

VDE差替えブレードは個々に検査済みで、直接手で安全に使用できます。当社のVDE差替えグリップ以外のグリップを使用する場合。VDE差替えブレードを他社製品または穿孔機、ソケットレンチなどと使用する場合、あらゆる責任を明らかに放棄することになります。

安全な作業のためのご注意:

検電ドライバー

ドライバーの刃先を導体にあてがい、指でグリップエンドに触れます。接地に注意します。電流を検知すると、グリップに付いているグロー電球が点灯します。

  • 検電ドライバーは、必ず使用前に正常に機能することを確認してから使用します。雨天時や露の発生時には電圧計は使用しないでください。電圧計が湿っている場合は、使用しないでください。
  • 検電ドライバーは、電圧の点検にだけ使用してください。通電装置でのその他の作業には使用しないでください。
安全な作業のためのご注意:

ユニバーサルサーバーラックキー

五つのドライバーでキャビネット、ビルの諸設備および給水システムの開錠ができます。使用後にこれらの扉は確実に施錠し、開かないようにしてください。